2.FineSolution-SPCの特長 |
●ISO規格に準拠した管理図、傾向判定を提供 |
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管理図(Xbar-R、Xbar-s、メジアン、移動平均など)を用い、採取データの推移をグラフで把握できます。
また、そのグラフプロット値を傾向判定(規格外、管理外、連、上昇/下降、交互増減、2σ外、1σ外、中心化傾向)
することで異常検知できます。
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●リアルタイム判定、定期バッチ判定の選択とアラーム通知 |
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採取データの傾向判定は、データ計上後直ちに行うリアルタイム判定、判定時間を任意設定する定期バッチ判定
の2種類を指定実行でき、異常発生時はアラーム内容が工程管理者に自動で通知されます。
工程管理者は、異常検知後、管理図にてグラフ確認し、規格異常、工程能力異常を見極め、適切な処置を施すことができます。
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●条件設定漏れによる工程異常検知の見逃しを防止 |
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新たな管理工程が追加され、これまで採取されていないデータが計上されても、
傾向判定の条件を自動で設定します。条件設定漏れで工程異常の見逃しを防止できます。
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●工程能力(Cp/Cpk、Pp/Ppk)の把握と監視 |
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管理図に併せて表示されるCp/Cpk、Pp/Ppkを用い、工程能力の把握、及び、改善後の評価を実施することができます。
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●処置内容の記録と活用、処置率の把握 |
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工程異常の検知後、原因であった設備問題を改善しメンテナンスを行ったなどの処置経緯である、
現象、原因、処置内容を記録することができます。処置を記録しない間は未処置扱い
となり、SPCトップ画面で容易にそれらを把握できます。(未処置件数、処置率)
また、処置履歴検索することができ、過去事例を用いた処置情報の共有を図り、早期な手当てを施すことができます。
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●管理値自動計算 |
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管理値UCL、LCLを過去実績データを用い自動で計算できます。管理値を見直す場合の支援機能とし、計算対象範囲、計算式を指定し、自動算出結果を抽出できます。
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●工程管理システム(MES)とのリアルタイム連携 |
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MESにて計上されたデータをFineSolution-SPCが受信し、リアルタイム判定を行い、
判定異常の際は、ロットや装置のホールド予約も実装可能です。
※MESに応じたカスタマイズが必要です。
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